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建物や建物の中にある家具などを補償するのが火災保険です。火災で建物が燃えてしまった時や、風災・雷災・落雷などの自然災害で、屋根や住宅が飛んでしまったり、床上浸水などの損害を被ったりした場合に補償されます。

住宅であれば建物と家財の両方、もしくはどちらかが保険の対象になりますが、事業所であれば、備品や商品も対象になる事があります。一般的には保険の対象となる建物などの所有者が契約する事になります。持ち家の場合、持ち主が建物と家財の両方について契約する事になりますが、賃貸物件の場合、建物は大家さん、家財は賃借人が契約します。

賃貸アパートやマンションを契約する際、火災保険の加入が求められるケースが多々あります。仕方なく加入している方も多いと思いますが、賃貸の場合、賃借人が原因で火事を起こしてしまうと大家さんに対する賠償責任が発生してしまいます。そのため、多くの賃貸契約では火災保険の契約が必要とされているのです。

また、持ち家でも、火災や災害などで家が無くなってしまったらどうでしょう。住宅ローンの支払いは終わっていないのに、家は無くなってしまうというのはとても辛いものです。そんな最悪の事態に備えて、火災保険は重要です。

茨城県や東京、千葉など首都圏エリアでも、自然災害や火災は起こります。いざという時のためにも、加入していた方が安心です。

火災保険は、大きく分けて住宅用と店舗用に分類されます。店舗用の場合、飲食店は火災のリスクが高いという事で保険料が割高になる傾向があります。また、木造の建物の方がコンクリート造よりも保険料が高くなります。様々な火災保険があるので、どこまで補償されるのか確認する必要があります。補償範囲が広くなるほど保険料が割高になりますが、住まいの状況や環境、考えられるリスクを考慮しながら商品を選ぶ事も大切です。