2012/2/22 誰に有利に?保険を知る
保険見直しCAFE
たかが生命保険って侮ってはいませんか?
多くの人が損をしているのが現状です。
例えば「同じ1000万円の死亡保障でも月々3790円の定期保険や26250円の養老、17730円で養老より1万円ほど安い終身保険などがあります。どれも1000万円の保障です」って言われたらどうしても安い保険料の保険が欲しくなりますよね。ここがポイントなんです。多くの方が自分で保障を選んでいると勘違いしているところは。実は自分で保障を選んでいるのではなく、月々の支払保険料でしか保険会社から選択件を与えられていないって事なんです。
今回の話で、一番金額の安かった定期保険にも仕組みが幾つかあり、更新型、全期型、収入保障型がありますが、更新型は更新毎に保険料が約2倍になる仕組みですが、契約時の保険料が安いため、保険会社としては勧めやすいのかもしれません。全期型は保険料は変わりませんが、更新型の契約時保険料よりも少し割高になります。収入保障型は月々の支払も一番安く、保険料も上がりません。
一生涯に支払う保険料を計算し、高い順にならべると更新型、全期型、収入保障型になります。仕組みを知っていたら「収入保障型が欲しい」とか「全期型が欲しい」と言う事ができるかもしれませんが、そもそも仕組み自体が分からなければ、保険を購入するお客様にとっては保険料ベースでしか保険と言う商品を選ぶ事ができなんです。
仕組みを知る事で、自分に得するようにも組めるし、知らなければ、保険会社に都合の良いようにお客様に提案してきます。
仮に保険を他の商品に置き換えて考えて見ると、同じジーンズと言う商品で片方は欲しかった10000円の商品。もう一つはデザインが気に入らない10000円の商品。どちらを購入しますか?残念ながら、ほとんどの方が気に入らないジーンズを買ってしまっています。保険が正にそうです。「今、必要じゃないけど、入っていないと不安だから」って理由が非常に多いです。逆に自分のニーズや価値観にあった保険だったらどうでしょう?同じ10000万円の商品でも、どれほど自分にとって価値のあるものなのか?
私が常日頃思うのは、保険に加入する、加入しているって言う事ばかりを考えている方が多いですが、一番大事な最後の保険を使う時の事を考えている方がほとんどいないと言う事です。
入口よりも出口のイメージを今以上にイメージする事ができれば、自分にとって良い保険が組めるようになるんでしょうね。